原村に移住して早3年がたちました。二拠点生活時代から数えると20年近くなります。出身地ではないものの、これだけの年月を経ると郷土意識もだんだん強くなってきます。そこで原村の歴史を少し勉強してみようと思い、図書館へ。地方自治体は大体どこも郷土史誌を出しています。原村にも、ありました。1000ページを超える分厚い「原村誌」なるものが上下2巻。編纂・発行はもちろん原村です。この類の資料は貸出禁止になっている場合も多いのですが、ここではOKのようです。
まずは上巻から読もうと思い受付に持っていくと、担当者が「これ配布もしてますけど、よろしかったらお持ちになりますか? 重いですけど」と言う。最初は何のことかわからず、間抜け顔で「え?」と聞き返してしまいました。どうやら余っているものがあるらしく、それを希望者にはタダで差し上げる、ということのようでした。
とにかく分厚い本なので1回の貸出期間ではとても読み切れそうもなく、何回にも分けて読んでいこうと思っていたので、渡りに船とばかりにいただいてきました。
「もしお知り合いの方で欲しいという人がいたらお声がけください」と担当者もおっしゃっていたので、興味のある方はどうぞ図書館へ。非売品なので売るわけにも行かず、村も在庫処分に困っているものと思われます。そういえば御殿のようなお屋敷の居間にはよくこういう郷土史の本が自慢気に飾られているよな、と思いつつ、小さな我が家に持ち帰りました。確かに重い。そして枕よりも厚い。全部読み切るのにどれだけ日時がかかることやら。でもお陰で、家の中で過ごす時間が長くなる原村の冬の生活に楽しみが一つ増えました。



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