前回の北相木村からお隣の南相木村に向かう。北相木村役場からは大鰭(おおひれ)トンネルを抜けるとすぐに南相木村に出ることができる。南相木村は北相木村よりはやや大きな村で、役場付近は村の中心地的な賑わいが多少なりとも感じられる。この村には信号機が一つだけあるらしい。スーパーなどはなく、買い物には車で出かけることになるようだ。移住者勧誘に力を入れているらしく、立派なパンフレットを用意している。
村内にはいくつかの観光スポットがあるようだが、何といっても目玉は南相木ダムと奥三川湖だろう。標高1532mで、大規模なダムとしては日本一の高さだという。村の中心地からはほとんど一本道で迷うことなく行くことができる。途中に日帰り温泉施設「滝見の湯」があり、ここでは食事もできるらしい。さらに進むと山道となるが、道幅もそこそこ広く、舗装もされているので苦労はない。ただ冬季は閉鎖されるとのこと。ダムの少し手前に御巣鷹山トンネルの入口があるが、ここは普段は閉鎖されていて入ることはできない。これを過ぎるとすぐにダムに到着する。
このダムの特徴は岩石や土砂を積み上げて造られていることで、とても珍しい。一見の価値はある。ダム付近はきれいに整えられており、湖を一周する遊歩道も設置されている。一周5.5キロとのことなので、ハイキングとしては手ごろな距離だ。シーズン中はどうかはわからないが、この日は訪れる人もほとんどなく、とても静かだった。ダムからは八ヶ岳を望むことができる。


南相木村:人口962人(令和2年)、主な産業は農業



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