長野県の村を訪ねて

長野県の村を訪ねて

その24 豊丘(とよおか)村

喬木村の北に面しているのが豊丘村だ。喬木村と同じく、背後に南アルプスを控えた河岸段丘の村だ。山を上っていくとエメラルドグリーンの虻川渓谷、巨大ポットホールの大明神淵、落差30メートルの新九郎の滝など、豊かな自然の観光スポットがある。春には桜、水仙、福寿草などの美しい花々が咲き乱れ、秋には紅葉狩りと、写真愛好家にとっては格好のフォトスポットがいくつもある。やはり春から秋にかけて来るべき所だ。もうひとつ村の名所となっているのが、2018年にオープンした道の駅南信州とよおかマルシェだ。地元の野菜や果物、土産物などが豊富に揃っている。スーパーもあり、ここだけでほとんどの食材や日常の生活用品が手に入る。...
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その23 喬木(たかぎ)村

阿智村の中心地から飯田市にかけてはずっと市街地が続いていて、ほぼ一体化した都市となっている。飯田市の中心街を越えて天竜川を渡ると、喬木村だ。背後に控える南アルプスは飯田市で、この村は東西南の三方を飯田市に囲まれている。北は豊丘村だ。喬木村は大字(おおあざ)が設定されていない村で、したがって郵便番号が示すサブの地名は正式な住所には入っていない。村名のあとにすぐ番地が続く。原村と同じだ。ちなみに原村の我が家の地域だと、郵便番号は391-0100と391-0115の二つがあり、0100は地名の入らない正式な住所、0115には原山という地名が付く。どちらでも郵便物は届く。話を戻そう。児童文学の椋鳩十は...
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その22 阿智(あち)村

平谷村から国道153号線で阿智村に向かう。山道だがよく整備されていて、走りにくいところはない。1時間ぐらい走ると中央道の園原ICに出る。この先で国道256号線と合流する。左折して木曽方面に向かえば有名な昼神温泉だ。富士見台高原も近い。冬でもロープウエイは動いているようで、上れば冬山の雪景色を楽しむことができるらしいが、寒い八ヶ岳山麓から来てまた寒い山に上るのも気が進まないので、パス。右折して飯田方面に向かう。阿智村はとにかく豊かな自然が売りの土地柄なので、春から秋にかけて来るのがベストだ。冬なら昼神温泉でまったりするのが定番だが、昨夜温泉を堪能したので今回は素通りすることにした。夏にまた出直し...
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その21 平谷(ひらや)村

国道153号線と418号線が交差するところが平谷村の中心地だ。418号線を西に進めばほどなく岐阜県に入る。東に進めば平谷峠を越えて売木村に出る。根羽村から153号線で北上してくると交差点を超えたところ、左側にまず村役場兼合同庁舎の建物があり、その先に道の駅信州平谷がある。平谷村は長野県でもっとも人口の少ない村だが、いずれの施設もそんなことはとても感じさせない立派なものだ。道の駅には村自慢の温泉施設ひまわりの湯がある。隣接してひまわりの館という宿泊施設もあり、今日はそこに宿泊する。このひまわりの名称は夏の観光名所となっているひまわり畑からきているらしいが、もちろん今は冬なのでひまわりを見ることは...
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その20 根羽(ねば)村

県道46号線で売木村から根羽村に入る。根羽村は長野県最南端に位置する村だ。中世までは三河国に属していたというから、東海や愛知の文化圏といってもいいのかもしれない。県道46号線が国道153号線に接続するあたりが中心地で、以前はここに村役場もあったようだが、今は国道をやや北に上った山の中腹に移っている。まだ新しいのでとてもきれいな庁舎だ。逆に国道を南方面に進むと、愛知県境の手前に月瀬の大杉という巨大な杉の木があるらしい。長野県最大だそうだ。国道を北に進むと平谷村に入る手前に道の駅ならぬ森の駅ネバーランドがある。根羽村だからネバーランド。オヤジギャグのような名称だが、事情を知らずに名前だけ聞くとどん...
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その19 売木(うるぎ)村

下条村から国道151号線を南下すると阿南町に入る。この阿南町もなかなか魅力のある町なのだが、村ではないのでそのまま通過。阿南町の南端、国道418号線との交差点まで行くと、右手に道の駅信州新野千石平がある。ここで昼食を摂ることに。手前に広いレストランと土産物屋があり、その奥にそば蔵という小さな蕎麦屋がある。駅の立ち食い蕎麦屋のようなたたずまいだが、なかなかどうしておいしい蕎麦を提供してくれる。おすすめはかき揚げ蕎麦(うどんもある)で、注文してからかき揚げを揚げる。えびもたくさん入っていてボリューム満点。これで700円だ。安くてうまいのだから文句なしだ。ほかにトッピング全部のせ(1000円)なんて...
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その18 下条(しもじょう)村

12月11日。先週は長野県各地で雪となったが、今週は好天の日が続いている。この日も雲は多いもののおおむね晴れの予報だったので、南信への旅に出た。今回は南信のなかでも最南端の村々を回ることにした。目指すは下条村、売木村、平谷村、根羽村、阿智村だ。余裕があれば喬木村、豊丘村にも寄ってみようと思う。諏訪地域からはかなり距離があるので、今回は中央道で南下し、まずは下条村に向かう。飯田山本インターで中央道を降りるとそのまま三遠南信道路に入ることができる。ここから10分たらずで天竜峡インターに到着。自動車専用道路だが料金は無料だ。国道151号線に入るとすぐに下条村だ。ここから緩やかな坂道が続くが、しばらく...
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その17 小谷(おたり)村

小谷村の栂池自然園で紅葉まつり(9月27日から10月5日)が始まったというので、早速行ってきた。このところあまり天気がよくないのだが、10月2日は晴れの予報だったので、朝7時過ぎに家を出た。安曇野までは高速、そのあとはひたすら国道147号線を北上、10時半ごろにゴンドラ駅に到着。今、県民割をやっているので、長野県民は往復4000円(入園料込み)のところ3000円になる。ここからはゴンドラとロープウェイを乗り継いで自然園の入口のある自然園駅に上っていく。まずは栂池高原駅の標高839mから栂の森駅1582mまで、ゴンドラで一気に標高差743メートルを上っていく。かなりの急こう配で上を見ても下を見て...
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その16 大鹿(おおしか)村

中川村中心部から県道59号線に出て大鹿村に向かう。小渋川沿いの一本道で、途中トンネルが作られてかなり整備されたようだが、それでも対向車とはすれ違えない狭隘箇所が何か所もある。その上、砂利採掘やリニア工事のダンプが列をなしてひっきりなしに通るので、十分な注意が必要だ。採石会社や工事会社の教育が行き届いているようで、ダンプの運転手は乗用車を優先してくれるが、それでも小渋湖のあたりからは景色を眺める余裕もないくらい緊張するドライブだ。この日は平日だったが、休日のほうがかえってダンプも少なく走りやすいのかもしれない。国道152号線に出たら右折するとすぐに大鹿村役場がある。さらに奥に進むと「道の駅 歌舞...
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その15 中川(なかがわ)村

宮田村から国道153号線を南下し、駒ケ根市、飯島町を抜けると中川村に入る。坂戸狭の信号を左折して天竜川を越えると中川村の中心地に行くことができる。村内には飯田線の伊那田島駅があるのだが、村の中心地からはかなり離れているので、車か巡回バスなどを利用しないと中心部には行くことができない。蛇行する天竜川の浸食によって河岸段丘がつくられ、独特の景観を見ることができる。村の陣馬形山の山頂からは南アルプスが一望でき、眼下には伊那盆地全域を見下ろすことができるという。いつか登ってみたい山だ。中川村:人口4572人(令和7年)、主な産業は農業
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