長野県の村を訪ねて

その18 下条(しもじょう)村

12月11日。先週は長野県各地で雪となったが、今週は好天の日が続いている。この日も雲は多いもののおおむね晴れの予報だったので、南信への旅に出た。今回は南信のなかでも最南端の村々を回ることにした。目指すは下条村、売木村、平谷村、根羽村、阿智村だ。余裕があれば喬木村、豊丘村にも寄ってみようと思う。諏訪地域からはかなり距離があるので、今回は中央道で南下し、まずは下条村に向かう。

飯田山本インターで中央道を降りるとそのまま三遠南信道路に入ることができる。ここから10分たらずで天竜峡インターに到着。自動車専用道路だが料金は無料だ。国道151号線に入るとすぐに下条村だ。ここから緩やかな坂道が続くが、しばらく走ると左手にお城のような建物が見えてくる。これが道の駅信濃路下条「そばの城」だ。ここの名物はそば食べ放題(2000円)。もちろん普通のメニューもある。ほかにも飲食店や土産物、農産物直売店などがあって、なかなか楽しめる。

ここからさらに国道を南下していくと村の中心地に出る。中心地と言っても小さな村なのでさほど開けているわけではない。役場も冒頭の写真のようにこじんまりとしたものだ。村出身者のおなじみ峰隆太さんの看板があちらこちらで目に入る。

村にはおおぐて湖という観光地があるが、冬なのでパス。役場からほど近い龍嶽寺に行ってみた。

1536年の創建だという。なかなか趣のある寺だ。寺のすぐ下には大山田神社がある。

境内に入るとひときわ大きな杉の木が立ちふさがるように屹立している。樹齢800年だそうだ。神社の創建は奈良時代か平安時代初期らしい。社殿は2つあり、いずれも小さいが相当古い。1500年ごろの建物らしく、国の重要文化財に指定されている。またこの地は長野県自然100選の南限、北限の植物が繁茂している植物学的に貴重な地域らしい。

下条村:人口3223人(令和7年)、主な産業は農業、観光

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