前回の南相木ダムからである。来た道を戻っていくと、途中の御陵山(おみはかやま)里宮というところから川上村方面に向かう山道がある。ここを左折。山道ではあるが舗装されていて走りやすい。道幅も広く、すれ違いに苦労することもなさそうだが、この日は対向車にもまったく出会わなかった。ずっと進んでいくと小さな峠のようなところで分岐点(県道2号線)にぶつかる。ここを左折しなければならないのだが、左折側は林道のような道で、交差の角度からしても右折側が直進に思えたため、そのまま右方向に進んでしまった。道はこちらのほうがはるかに整備されているのでまったく疑いもなく下っていくと、左側に立原高原のレンゲツツジの群生が現れた。ここで気付くべきだったが、さらに進んで南相木村の「滝見の湯」に出てしまった。ようやく逆方向に来たことに気付き、今下りてきた道を引き返すことに。立原高原を過ぎて先ほどの分岐点に着くと、こちら側には標識が立っていた。南相木ダム方面からだとこの標識は裏側になって見えない。向こう側から来る車は少ないとみえる。
さてここからはかなりの悪路だ。道幅も狭い。ただ、ここでも対向車に出会うことなく、馬越峠にたどり着いた。この峠を超えた途端、川上村のレタス畑が眼に飛び込んでくる。レタス畑の白いマルチがまるで雪景色のように見える。壮観だ。

このレタス畑を降りた先が、川上村の中心地である。
川上村役場は真新しく、役場とは思えないほどモダンな建物だ。しばし見とれてしまった。今見てきた、村を覆いつくすがごとくのレタスがこの村の一大産業だとしても、レタスだけでこれだけの役場を建てられるものなのだろうか。そう思わせるほど立派な庁舎だ。この村役場だけでも一見の価値がある。
なお、この川上村の甲武信ヶ岳は千曲川の源流となっているらしい。ここから発した水の流れが長野県を縦断し、日本海に注ぎ込むあの大河になるとは、何とも感慨深い。
川上村:人口1185人(令和7年)、主な産業は農業



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