長野県の村を訪ねて

その8 南箕輪(みなみみのわ)村

6月18日、梅雨の合間の真夏日に南箕輪村を訪ねた。今回は国道152号線で高遠を抜けて行くことにした。152号線は車も少なく走りやすいし、道中結構変化に富んでいてなかなか楽しめる道路だ。とくに杖突峠から眺める八ヶ岳は最高だ。

さて、高遠から国道361号線で伊那市街地に出て若干北上すると南箕輪村に出る。南の伊那市から北の箕輪町まで、国道153号線沿いの景色は変化に乏しく、どこが村の境目か判然としない。なので、村とはいっても寂れた印象はない。そもそもこの南箕輪村は長野県で一番人口の多い村だそうで、明治8年に誕生して以来、合併も分離もなく今日まで続いているという珍しい村だ。珍しいのはそれだけでなく、村内に幼稚園から大学・大学院まですべてそろっている日本唯一の村だそうだ。最近は移住者も増加の一途をたどり、子育て世代も増え続けている村として注目されてもいる。またこの村には経ヶ岳山麓に飛び地もある。

そんな南箕輪村を代表する観光地は大芝高原だ。道の駅や温泉施設、運動公園、森林公園などが一体化した広大な公園になっている。ただ、この公園には昨年も一度行っているので今回はパス。そのかわりに殿村八幡宮を紹介しよう。村役場の真正面にある神社で、杉や檜の巨木に囲まれており、この日は30度を超える暑さだったが、足を一歩踏み入れればひんやりと涼しい。

ここに祭られているのは応神天皇とのこと。歴史好きにはお薦めの神社だ。境内にはなかなか立派な相撲の土俵もある。

南箕輪村:人口1万5972人(令和6年)、主な産業は農業

 

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