長野県の村を訪ねて

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その14 宮田(みやだ)村

先週から秋の長雨でずっと天気がぐずついていたが、ようやく回復してきたので、秋分の日の翌日(24日)に日帰りで村巡りに出かけることにした。今回は伊那谷を南下して、宮田村、中川村、大鹿村の三村を回ろうと思う。諏訪から県道50号線で有賀峠を越えて辰野町から国道153号線を伊那方面に向かう。途中、ちょっと寄り道をして「農産物直売所ファームテラスみのわ」へ。新しくとてもきれいな直売所で、リンゴ、ブドウ、ナシなど様々な果物を安く購入することができる。お土産を買って153号線に戻ったらひたすら南下。伊那市の先、この国道沿いに宮田村役場がある。北に伊那市、南を駒ケ根市に挟まれたこの村は中央アルプスを背景とした...
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その13 松川(まつかわ)村

生坂村の中心地と松川村方面とを最短で結んでいる道路が県道275号線だ。途中すれ違いが困難な狭隘箇所もあるが、さほど走りにくい道ではない。なにしろあっという間に西側の池田町に出ることができるので、とても便利だ。池田町から高瀬川を渡ると松川村だ。南は安曇野市、北は大町市、東は池田町に面していて、このあたりはほぼ一体化している印象なので、かなり都会的な村だ。人口も多く、移住希望者も多いという。確かに買い物にも困ることはなさそうだし、適度に開けていて適度に田舎、安曇野の田園風景と北アルプスを間近に眺めながらのんびり過ごせそうな雰囲気のよい村だ。高瀬川沿いに「寄って停まつかわ」という名称の道の駅があり、...
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その12 生坂(いくさか)村

次に目指すは生坂村だ。筑北村の中心地から国道403号線を坂北方面に戻り、県道55号線で国道19号線方面に向かうことにした。この道は途中、いくつかの小さなトンネルがあるがいずれも幅が極端に狭く、トンネル内で対向車とすれ違うことは難しい。そんな狭隘箇所がいくつもあるので注意が必要だ。また筑北村のはずれ近くに差切峡という筑北村の名所もあるのだが、気付かずに通過してしまった。19号線に出てからはずっと犀川に沿って松本方面に向かう。生坂村の中心地は、犀川が大きく蛇行したところにある。まるで巾着袋の中に入ったようなところだ。平地がほとんどないため、村役場も傾斜地に張り付くように建っている。近くには「道の駅...
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その11 筑北(ちくほく)村

麻績村から国道403号線を安曇野方面に向かってしばらく走ると筑北村に入る。このあたりは坂北地区で、村内にある3つの駅のうちのひとつ坂北駅がある。ここを通過し、次の西条駅が村の中心地で、ここに村役場がある。ところで残るもうひとつの駅はどこにあるかというと、反対側の千曲市方面に向かってなんと麻績村の聖公園駅の次の駅、冠着(かむりき)駅になる。もともと筑北村は旧本条村、旧坂北村、旧坂井村の3村が合併してできた村だそうだが、当初の計画では麻績村も合併に加わる予定だったという。ところが麻績村が途中で計画から離脱してしまったため、その東側に位置する坂井地区が飛地のようになってしまったということらしい。麻績...
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その10 麻績(おみ)村

青木村から国道143号線を松本方面にしばらく走り、県道12号線に入ると麻績村に抜けることができる。この道はよく整備されていて、通行に支障がある箇所はない。道はいったん筑北村に入り、さらに山を下って麻績村の盆地に入ったところに麻績神明宮という神社がある。麻績村の名前の起源とされる神社だ。勧請は平安末期まで遡るという。現在の社殿は江戸時代の建物だそうで、本殿や拝殿など5棟が国の重要文化財となっているが、まったく観光地化されていないので、境内は実に静かだ。村役場は聖高原駅の真正面にある。名称は聖高原駅だが、駅は村の中心地にあり、肝心の聖高原はここから国道403号線を姥捨方面に向かって山を登ったあたり...
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その9 青木(あおき)村

年々夏の暑さが厳しくなっている。ここ原村でも日中30度を超える日がかなりあり、以前に比べるとかなり暑い。それでも他の地域に比べれば圧倒的に涼しいので、真夏の間は原村に留まっていたが、8月末となりそろそろ村巡りを再開することにした。今回は1泊で、青木村、麻績村、筑北村、生坂村、松川村の5村を回ることにした。29日の朝、原村からエコーラインで国道152号線に出て上田に向かい、国道143号線を経て青木村を訪れた。まずは国宝三重塔がある大法寺へ。拝観料300円を払って寺内に入る。正面の観音堂には国内最古の鯱のほかいくつかの重要文化財があるらしい。その奥の高台に国宝の三重塔がある。1333年の創建だと...
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その8 南箕輪(みなみみのわ)村

6月18日、梅雨の合間の真夏日に南箕輪村を訪ねた。今回は国道152号線で高遠を抜けて行くことにした。152号線は車も少なく走りやすいし、道中結構変化に富んでいてなかなか楽しめる道路だ。とくに杖突峠から眺める八ヶ岳は最高だ。さて、高遠から国道361号線で伊那市街地に出て若干北上すると南箕輪村に出る。南の伊那市から北の箕輪町まで、国道153号線沿いの景色は変化に乏しく、どこが村の境目か判然としない。なので、村とはいっても寂れた印象はない。そもそもこの南箕輪村は長野県で一番人口の多い村だそうで、明治8年に誕生して以来、合併も分離もなく今日まで続いているという珍しい村だ。珍しいのはそれだけでなく、村内...
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その7 南牧(みなみまき)村

川上村のあまりにも立派な村役場を出て、今度は南牧村に向かう。南牧村は観光資源の豊富な村だ。野辺山駅周辺には牧場もあり、飲食店も多く、名探偵コナンで一躍脚光を浴びている野辺山宇宙電波観測所もある。野辺山駅自体もJR線で日本一の標高にある駅として有名だ。川上村は山の合間を埋め尽くすようにレタス畑が広がっていたが、小海線を超えると景色は一転して開け、目の前には八ヶ岳の麓の広大な農園が広がる。まるで北海道の景色のようだ。国道141号線を佐久方面に向かい、野辺山の高原を下った先の海ノ口に村役場がある。これほどの観光地を抱えた村の役場としては実に質素な建物だ。ごく普通の庁舎なのだが、川上村の立派過ぎる役場...
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その6 川上(かわかみ)村

前回の南相木ダムからである。来た道を戻っていくと、途中の御陵山(おみはかやま)里宮というところから川上村方面に向かう山道がある。ここを左折。山道ではあるが舗装されていて走りやすい。道幅も広く、すれ違いに苦労することもなさそうだが、この日は対向車にもまったく出会わなかった。ずっと進んでいくと小さな峠のようなところで分岐点(県道2号線)にぶつかる。ここを左折しなければならないのだが、左折側は林道のような道で、交差の角度からしても右折側が直進に思えたため、そのまま右方向に進んでしまった。道はこちらのほうがはるかに整備されているのでまったく疑いもなく下っていくと、左側に立原高原のレンゲツツジの群生が現...
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その5 南相木(みなみあいき)村

前回の北相木村からお隣の南相木村に向かう。北相木村役場からは大鰭(おおひれ)トンネルを抜けるとすぐに南相木村に出ることができる。南相木村は北相木村よりはやや大きな村で、役場付近は村の中心地的な賑わいが多少なりとも感じられる。この村には信号機が一つだけあるらしい。スーパーなどはなく、買い物には車で出かけることになるようだ。移住者勧誘に力を入れているらしく、立派なパンフレットを用意している。村内にはいくつかの観光スポットがあるようだが、何といっても目玉は南相木ダムと奥三川湖だろう。標高1532mで、大規模なダムとしては日本一の高さだという。村の中心地からはほとんど一本道で迷うことなく行くことができ...
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